フットボールネーション千尋の視点。追いかけるのはボールじゃない

フットボールネーション千尋の視点。追いかけるのはボールじゃない

今回は第2話の感想です。これも今までいだいていた疑問をふっと解消してくれたいい話。

恥ずかしいことに私は、サッカーの時間が一番苦手でした。

ボールを持っている人を追いかけまわして、ボールが取れなくて思いきり邪魔になってクラスメイトにいやがられるなんてザラでした。

「じゃあ、試合中はどう立ち回ればいいのか?」

それを教えてくれたのが第2話です。

第2話

てっきりサッカーのパスというのは、次に渡したい人を見て渡すものだと思っていました。

でもこの漫画では全然ちがうんですね。

ボールを人にパスするのでなく、「ポジションに向けて」出している。

なんでそういうパスの仕方をするのだろうと思いましたが、おそらくサッカーコートを上から見て考えるとそういったパスの出し方になるのかなと思います。

本作品の主人公、ジョーカーこと沖千尋は深夜に海外サッカーの映像を見てイメトレをしていたとのちのち話しています。

サッカー中継は当然ながらあちこちに設置されたカメラで上からの試合の様子、地上からの様子を見ることができますよね。

「A選手がシュートした瞬間」を上空カメラでリプレイして「どんな考えでこのシュートを撃ったか」伝えてくれる。

作品では言及されていませんが、おそらく沖の「俺を探すな!スペースだけ見ろ!!」(『フットボールネーション』1巻P50から一部引用)というセリフは海外サッカーを浴びるように見まくったためだといえます。

沖は1話からずば抜けたプレーを見せていますが、これも「実際に試合に出た経験+試合後に映像をみてイメトレをする」の相乗効果のおかげというわけでしょう。

まとめ

これまで私が抱いていた、ボールパスのこれまでの概念を塗り替えるような沖のプレー。

人にではなく、ポジション、スペースに向けてボールをパスするという大胆なパスの意味が最初は全く理解できませんでした。

「ボールを持っている自分、ボールパスを待っている自分」という試合中の視点だけでなく、観戦者としていろんな角度からシュートとパスを分析する視点を持っているからこそ沖のプレーが光るのだと言っていいでしょう。

 
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