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三笘薫は移籍する?海外移籍するとしたらイングランド?オランダ?

大卒ルーキー2年目の三笘薫選手。その活躍ぶりから「海外移籍するのでは?」という予想が飛び交っています。

移籍の可能性やリーグ事情を踏まえながら、予想してみたいと思います。

2021.6.22追記。三笘選手の海外移籍が発表されましたね。

東京五輪が終わってからと言うことなので、三笘選手の神プレーを見ておきましょう!

 

いきなり五大リーグは厳しいかも

ルーキーでありながらJ1優勝を実現させたことで話題となりましたが、なかでも「変則的なドリブル」を見せつけ衝撃を与えました。

センスがあることからいきなり5大リーグの1部にいけるのでは、という予想もあるくらいです。

しかしながら各リーグに事情があるため、これは難しいとのこと。

たとえばイギリスは労働ビザが必要になりますが、FIFAのランキング、試合出場率、選手の市場価値が一定ラインを満たしていることなど複数の条件が要求されます。

また、スペインは資金繰りが苦しいようで、(世界から見たら)未知数の三笘選手を受け入れるだろうかという疑問があります。

五大リーグ以外ならどこが現実的?

では、どのクラブが現実的なのか、見てみましょう。

イタリア・スペイン

ドリブルの動きのパターンやクセをつかんで「絡めとる」ような守備を仕掛けてくるのがイタリア・スペインの選手の特徴です。壁を突破するのではなく、むしろ相手が「動く壁」のように仕掛けてくるので抜けるのに手間取れば手間取るほどピンチになると言えます。

フランス

ヨーロッパにおいて新型コロナウイルスの影響を強く受けているので、ロックダウンなどが行われています。生活するうえで不便を強いられる可能性が高くなります。

ドイツは?

ドイツの守備は「積極的に突っ込んでくる」のが主流で、Jリーグのように守備を突破できない可能性が高いとも言われます。ゲルマン系のがっしり体格で飛んでくる守備なんて考えたら迫力満点すぎますよね。ただし、突っ込んでくる守備をかわして進むという状況に十分適応できれば三笘選の活躍できる可能性がありそうです。

フランクフルト

長谷部選手など日本人も活躍しているので、一見現実的に見えます。しかしクラブの方針でサイドアタッカーを常におきません。そうすると三笘選手のポジションが保証されるわけではないので活躍が厳しいのではと考えられます。

ウニオン・ベルリン

強豪チームで確実に出場できるとは言えませんし、下位チームであっても守備を突破する力が必要になります。そのためウニオン・ベルリンのような中堅クラブから海外キャリアをスタートしては?という意見もあります。

ボルシアMG

若い選手を積極的に育成し、ビッグクラブに送り込んでいます。主力選手マルキュス・テュラム選手の移籍があると考えられるので、三笘選手のようなタイプは歓迎されるのではないかと言われます。

レバークーゼン

サイドアタッカーを重視するクラブです。三笘選手が適応すればうまくいくのではないでしょうか。

オランダは?

こちらについては2通りの意見があります。

ドイツのように突撃する守備でなく、1対1での守備が主流なので三笘選手のプレースタイルや戦略にピッタリではないか、と言う考え方。

そしてもう一つは10代のウイングとポジション争いをしなくてはならないので、三笘選手の出場機会が減る可能性があるからよくない、と言う考えです。

10代のウイングにどういった選手がいるかははっきりしませんが、体力面での差や同じポジションを狙う選手がたくさんいる状況と言うのは消耗しますし、かなりやりづらいのではないでしょうか。

本人の性格から移籍の是非を考える

三苫選手はチャレンジ精神に富み、コメントを見ても「もっとうまく動けたのでは」と振り返るほど謙虚です。そして自己主張があまり強くない方だそうですので海外に出たときにうまく意見をぶつけ合えるかという心配もあります。

確かに考えてみると、本田圭佑選手もズバッとというタイプですし、そうでなければ海外ではやっていけないと思います。もし三笘選手が気を遣うあまり、ズバズバいう環境をきついと思うタイプであればストレスにはなってしまいそうですね。

また、これまでチームを引っ張ってきた中村憲剛選手の引退、アンカーを務めた守田選手の移籍といったチームの状況、ずっと川崎フロンターレに関わってきた三苫選手の地域愛を考えると、今すぐに移籍してしまう可能性は高くないのでは?とも。

しかしながら国内では少なからず謙虚であることがよしとされます。三笘選手はかなりストイックに上りつめていくタイプだと思いますので、国外に出たらガツガツ食い込み意見をズバッと言うのかもしれません。こればかりは本人の内に秘めたものですから推測するばかりになりますが。

まとめ

移籍と言ってもリーグに課せられた厳しい条件やクラブの経営状況など考えなくてはならない要素がたくさんあります。

消去法になりますが、海外移籍に当たって考えられるのはボルシアかレバークーゼンが三笘選手のポジションに合うと言えそうです。

ですが三笘選手が所属する川崎フロンターレの状況を考えると、今すぐの移籍は難しいと考えます。

 

参考書籍

『サッカーダイジェスト2021年4月22日号』
『サッカーダイジェスト2021年1月14日号』
『サッカーダイジェスト2021年2月11日号』

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