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赤松健先生が出馬するのでこれまでの活動をまとめてみた

ラブひな、ネギまの作者である赤松先生が出馬されるにあたり、活動などを自分なりにかみ砕いてまとめました。

表現の自由を保護することで、経済にも影響を与えていく事がわかりますよ。

①海賊版サイト対策

2020年から新型コロナウイルスによる巣ごもりが始まりました。
それと合わせて、「手軽に自宅で稼げる副業」として海賊版サイトの運営が流行してきたのかもしれません。

インターネットの広がりによって電子書籍を手に取る機会が増えた反面…
海外の著作権違反ユーザーにとっても「稼げる素材取り放題」市場が出来てしまったのです。

紙の雑誌なら「撮影」「縮小」「アップロード」という手間がありますが、電子書籍はそのまんま乗せられるわけですから。

さて、それで一番被害を受けるのは「デビューしたての新人漫画家」です。

アプリなど正式なルートで読まれるならともかく、勝手にデータを落とされて持っていかれると新人漫画家は生活できません。

言い換えると、「一日12時間働いたのに、お給料がもらえない」と言う状況と同じです。

いえ、給料未払いよりもさらに悪い状況かもしれません。

この問題を放置すると何がまずいか、と言うと…。

労働に対して正当な対価が払われないと、一人の作家が活動を辞めます。

その作家が発表することで展開されるはずだったグッズなどが作られず、経済面での短期的な損失が出ます。

それだけではありません。

「正当な対価を支払う」というルールが徹底されないことが新しいルールになっていく可能性があります。

要は、「ちゃんとお金を払う習慣を徹底しないと、まわりまわって世界経済にも影響が出るよ」という事です。

企業の倒産だってそうだと思います。大手がつぶれた時に、「まあ、うちの取引先じゃないし」と思っていたら…

ドミノ式に影響が出て、業績に響いてくるなんてことが90年代に実際ありました。

創作活動を守る事の意義

そう、世の中で起きていることは絶対どこかで繋がってきます。

今話題のユーチューバーもゲーム実況をしている限りは立派な「二次創作者」です。

世の中には二次創作をなくしたい、と言う動きもあります。

しかし、私は創作活動の多様性のため、将来のために残しておいた方がよいと考えます。

例えば、近年の労働環境は過酷になり、健康に働き続ける事が難しくなっています。

うつや精神病で休まざるを得ない方もいるでしょう。

職場になじめずドロップアウトした方が、もし「創作活動なら自分にもできる」とおもって活動しだすかもしれません。

そうした方たちのために「創作活動の自由」を保証しておけば労働機会の確保にもなり、経済を回すもとになるかもしれません。

また、創作活動を生きがいにしている人もいます。

「私は創作活動しない人だから関係ない」ではありません。

権利や自由の制限は、影響の少なさそうなところからジワリジワリとやってくるのです。

まとめ

赤松健先生の活動をザックリまとめました。

新人漫画家がデビューしたあと、海賊版サイトに利益を持っていかれてしまっている現実は知らなかったので教えて頂けて大変勉強になりました。

また、新人漫画家さんはこうした問題に直面しても解決にまで動くことが出来ません。

ですから、弱者の声を拾って活動してくれる方の存在は大変ありがたいのですね。

ここまでお読みいただきましてありがとうございます。

関連リンク集

→ https://kenakamatsu.jp/

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