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ゲームなど

ゲーム中毒から子どもを救うには? 我が家が地獄を見た末に気づいた「サッカー」の可能性


ニンテンドースイッチ買わなきゃよかった

気づいたら、我が家の生活は子どもたちのゲーム中心になっていました。

  • スイッチを2台
  • 正規のプロコンを2個
  • ソフトは10本以上(うち『あつ森』『オデッセイ』『マイクラ』はそれぞれ2本ずつ
  • ジョイコンは4セット
  • 保護ケース2個
  • フィルムも何度貼っても破かれる
  • ジョイコン修理は6回以上
  • 本体は叩きつけられてネジが外れ、プロコンで液晶たたかれ破壊される
  • 外で落として壊したことも

この出費、総額で約24万円を超えました。 でも、お金だけの問題ではありません。

子どもが感情をコントロールできなくなる

子供が暴れ、怒鳴り、叩き、泣く。家庭はまさに地獄でしたというのは簡単。

壁に空いた穴、たたきつけられて割れた、スイッチの画面。コードが飛び出してしまったコントローラー。


見守り機能が機能しない時代

YouTubeで「見守り機能を解除する方法」が堂々と出ている時代。いくら時間制限しても、子どもたちは抜け道を探します。制限すればするほど、逆ギレと暴力。親も疲弊するばかりです。ゲーム機を「物理的に壊すしかない」──そんな持久戦を考えるほど、追い詰められています。


サッカーで得られるスキル

そんな中ですがりたくなった一筋の光。それが「サッカー」でした。参考になるリンクがこちら。

#29 小学生にとって魔のSwitch、買わないとどうなるかというはなし

サッカーはただのスポーツではなく、

  • 全体を見る力(視野)
  • 自己位置認識(空間感覚)
  • 動体視力
  • 状況判断力
  • チームとの連携
  • 感情のコントロール

これらを“自然に”鍛えてくれます。しかも、試合中はスマホもゲームも使えない。強制的にデジタルデトックスができる貴重な時間です。


サッカーは「才能のある子のもの」ではない】

「うちの子、運動神経悪いし…」「私も昔いじめられたから、運動が怖い」──そんな保護者の声、痛いほどわかります。実際、私もスポーツが怖かった過去があります。

でも、運動神経は“後天的に鍛えられる”のです。特に有効なのが、コーチが“言語化して教える”こと。

大学時代、体育でバドミントンをしたとき、うまく打てませんでした。でも、先生はこう言ったのです: 「あと3cmラケットが右にあれば、かすったはず」 「あと5cm右なら、真ん中にヒットしてたよ」

この言葉を脳が聞くと、無意識に次の動作を修正しようとします。バドミントンやテニスのように「当てる」スポーツこそ、この“言語による修正”が大きく効くのです。

同じように、サッカーも「ボールと自分の距離」「今いる場所と味方との位置関係」を意識するだけで大きく成長します。


サッカーってお金かかる? ゲームよりマシ

確かにサッカーも道具や月謝がかかります。でも、我が家はゲームに24万円以上かけました。そして残ったのは壊れた機械と、壊れかけた家庭。子供はスイッチに張り付いているから、夜になると目が真っ赤。おまけに若干より目になってしまって。

サッカーは、体と心を育ててくれる投資です。 動ける体、冷静に判断する力、仲間と助け合う感覚──それは一生の財産になります。


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