発達特性のある子供にゲームを与えていいのか、悩む親御さんは多いと思います。
「ゲームで荒れる」「負けると暴れる」「ルールが守れない」など、ゲームトラブルに悩む家庭も少なくありません。
我が家でもゲーム解禁後、コントローラーやSwitch本体が何度も破壊されるという問題が起きました。
コロナ禍のなか、ママの時間を作るため、というアドバイスでゲーム解禁した我が家。確かに、ネットでコミュニケーションをとりながら、楽しく遊べるお子さんには現代の環境って天国ですよね。
我が家はルール調整と制御が難しく、コントローラーやswitch本体が何度も破壊されることになりました。支援職が言うような「ママの時間の確保」とは程遠く、親が付きっ切りで監督するのが日常になりました。
発達特性のある我が家で考えたのは「向いてるゲームと向いてないゲームがあるのでは」ってこと。妨害の入る・加熱しやすいゲームの取り扱いは難しいと思う理由を、ご紹介します。
発達特性のある子供はゲームのルールを守るのが難しいことも
我が家の子供は、発達特性を持っています。そのため、
- 言葉での静止が効きにくい
- 注意書きを貼っても破く
- 使用制限アプリを使うと大泣き
など、世間で言われているルールが通用しにくい。
しつけ不足と言われやすいのは承知してますが、注意すると泣いて暴れる、金切り声を上げる子供と毎日対峙するのは、本当にしんどい。
荒れやすいゲームジャンル(我が家の体験)
結論からいうと、レースゲーム、PVP系、バトルロイヤル系は、発達特性のある子供には注意して渡したほうがいいですね。というのも、発達特性のある子供たちは、
- こだわりが強い
- 見たことを自分もできると思い込む
- 時間で区切るのが難しい
- ゲームだから仕方ない、が通じない
- 感情の処理が難しい
という特徴があります。(これだけではないけど)特に感情の処理、整理が難しいので、レースゲーム、PVPでよくある、
- 感知できない方角からの攻撃される
- 悪くないのに妨害される
- 頑張っていても逆転される
といった特徴は、子供があれる原因になったりします。

正直、大人でもイラっとします
レースゲーム
ゲームルールを覚えて、技術を競う。順位を競う。ぱっと見は良さそうな「レースゲーム」
ただし、こんな特徴のあるゲームには注意したほうがよさそうです。
- 見えていない範囲からお邪魔アイテムが飛ぶ
- コースに設置された妨害アイテムで転ぶ
- メンバー一斉に来るペナルティ
大人なら「仕方ない」と思えますが、感情の切り替えが難しい子供にはマリオカート8などはあまり向かないような気がします。
PVPゲーム
本格的なPVPはやらせていません。が、マインクラフトをプレー中に、子供が勝手にPVPを開始。
ユーチューバーのPVPはルールありきの世界ですが、子供がやるものなのでルールもめちゃくちゃ。
ワールドに大量のTNTを召喚され、地形が崩壊したうえ、サーバー負荷のせいでゲームが強制終了しました。特に上の子が「いつの間にか倒されてた、PVPやりたくなかったのに!」と泣いていたことも。
仲間同士で、了解を取って遊ぶならまだいいですが、小さい子には難しそうです。
バトルロイヤル
バトルロイヤル系も、見えない角度から攻撃されたりするのでもめる未来しか見えない我が家です。うまく隠れたつもりでも、敵から丸見えなんてことはよくあります。
特に支給物資をだれがとるか、でもルールがわかっていないともめそうです。
そしてプレイヤー層が子供ではないので、ネット対戦させるのもためらわれたり。
理不尽さを学ばせたいならありですが、子供が暴れて物を壊すことも。言葉や制限時間を守れるかが、与えるかどうかのカギになりそうです。ということで、我が家はフォートナイトやスプラトゥーンを解禁する勇気がしばらくでないです。
発達特性のある子供に向いているゲームジャンル
最近のゲームは、グラフィックもよくなってギラギラ、キラキラしたエフェクトが多いですよね。
キャラクターのリアクションも強いので、小さい子供にはかなり刺激が強いのかな?とも思います。
もしゲームをやらせるなら、昔のレトロゲーム、ドット絵で描かれたものがよかったかなと。というのも、
- 画面はきれいだけど、ギラギラしすぎない
- ダウンロードコンテンツがないので、区切りが良い
- ゲームがシンプルで覚えるルールが少ない
年のせいかもしれないけれど、あのギラギラはっきりした画面を見ていると頭が痛くなることもあります。視覚刺激の強さも考えて、与えればよかったのかもしれません。向いていそうなジャンルとしては
- シミュレーションゲーム
- 競争要素の少ないゲーム
- テキストを読んで進めるRPG
- 囲碁・将棋などのゲーム
- ネット対戦のないゲーム
でしょうか。このあたりなら、我が家でも平和に遊べたかもしれません。
特にテキストを読んで、手掛かりを探していくRPGなら、語彙力も増える面はあるのかも。

めんどくさい作業はママに!と言われる
お子さんによって性格も反応も様々ですが、「問題が起きた!」と思うより、「一緒に解決しよう!」っていうスタンスがよさそうですね。
発達特性のある子供にゲームを与えるときのポイント
ゲームを与えるときのポイントは、3つあります。
- プレイ時間・ルールを守れるか
- 対戦は熱くなりがち。安易に許可しない
- 親が様子を見る
「ゲームを与えれば、親の時間ができる」という考えもありますが、最初は親の監督が必要になるんじゃないかと思いました。ゲームを与えると、親の時間は減り、労力が増えます。
子供たちで和気あいあいと遊べるようになったのは、解禁して7年かかりましたので。
ゲームで癇癪を起こし、機器を壊してしまうことも
発達特性のある子供の場合、ゲームで感情が高ぶるとコントロールが難しいことがあります。
我が家でも、コントローラーで画面を叩き、Switchの画面にひびが入ってしまったことがありました。修理費用は1万円ほど。これまでの修理を合わせると4万円ほどかかっています。
子供にとっては悪気があるわけではなく、感情の整理が難しいだけなのですが、親としてはかなりのダメージです。
我が家で少し効果があったのは、怒るのではなく
「次に壊したら、このゲーム機はジャンクとして売るからね」
と冷静に伝えることでした。それ以降、画面が壊される回数は減ったように思います。
ゲーム機を壊されるときの対応など、我が家で試したことをまとめてみました。↓
まとめ
発達特性のある子供にゲームを与えること自体が悪いわけではありません。ただし、対戦ゲームや妨害要素の強いゲームはトラブルになりやすいこともあります。
子供の性格や特性に合わせて、ゲームジャンルを選ぶことが大切だと感じました。
、発達特性のある子供にはこんな点に注意するとよさそう。
- 計画を立てて遊べるゲームか
- 外野から妨害がたくさん入るか
- ゲーム機壊した報告が多いゲームか
我が家はもうゲームを解禁してしまったので、今さら禁止できない状態に。もしやらせるなら、こんなジャンルを考えています。
- シミュレーションゲーム
- 競争要素の少ないゲーム
- テキストを読んで進めるRPG
- 囲碁・将棋などのゲーム
- ネット対戦のないゲーム
とにかくまとめると、ゲームを解禁するとしばらく親の時間が無くなることもあります。監督する手間が増えると考えるか、子供とかかわれる時間が増えると受け取るか。ここは人次第ですが、試行錯誤中の「フトログ」、よかったらまた遊びに来てください!
